この記事では11/17(木)に開催した「Sustainability Meetup Vol.5」についてお伝えします。
上記のようなお悩みを抱える担当者の方々が交流を通して何かヒントを得る機会を提供できないか、という思いでスタートした「Sustainability Meetup」。各企業のご担当者様同士が、自社で取り組んでいるサステナビリティ施策について情報交換を行ったり、取り組みを通して感じることや思いを率直に伝え合ったりと、コミュニケーションをはかる場となっています。
前回の記事はこちらをご覧ください。
今回のテーマは、「サステナビリティの社内浸透~一般社員やメンバー層の自分ごと化」です。過去4度の開催で、ご担当者の皆様から挙げられたお悩みや課題の多くが社内浸透にまつわるものであったということも踏まえ、再度このテーマといたしました。
※ご参加企業抜粋(掲載に許諾をいただいた企業様のみを紹介しています)既にサステナビリティの取り組みを進めている企業様や、これから本格的に検討に入る段階という企業様など、11社11名の方に参加いただき、Zoomを使ったオンラインで進めて参りました。ご参加くださったご担当者の皆様、本当にありがとうございました!
「サステナビリティ・ブランディングについて」
毎回、Sustainability Meetupのはじめにお伝えしているのは、弊社が大切にしている「サステナビリティ・ブランディング」の考え方についてです。下図のように、サステナビリティは「環境」だけではなく、「社会」や「経済」の持続可能性、そして「個人」(=社員・従業員)としての持続可能性と、4つの観点で捉える必要があり、その4つ全てで持続可能性を高めていくことが、選ばれ続け、共感を得られるブランドになっていくものと考えています。
そして弊社では、どれかを犠牲にしたり切り離したりするのではなく、4つの持続可能性を同時に高めていく「サステナビリティ・ブランディング」のご支援を行っているということをお伝えしました。
「一般社員・メンバー層の意識醸成・自分ごと化」というテーマで、下記のような内容について各社で行っていることやそのプロセスで生じたお悩み・課題についてディスカッションを行いました。(2グループに分かれ、各グループには弊社コンサルタントがファシリテーターとして参加)
▼ディスカッションの中で挙がった各社のお悩みや課題感
交流タイムでは、一人ひとりの発言に対して、深くうなずいたり、質問したりする場面が多くみられました。同じ立場だからこそ、共感できることが多くあり、率直なお気持ちが話しやすいのではないかと感じます。また、一つの話題に対して広がりのある意見交換がなされたのも印象的です。例えば、「サステナビリティ推進のためには人事制度などの評価に組み込む方法も一つ」という話題に対しては、「給与で関心を高めるのは本質的か」といった意見や、「当事者意識の向上、動機づけには効果がありあそう」といった意見が出されていました。
最後は、各グループで「最も参考になった!」というお話をピックアップしたベスト事例の共有を行い、今回で5度目の開催となったSustainability Meetupを終了しました。
▼終了後のアンケートでいただいた感想
サステナビリティは広義なうえ、絶対的な正解があるものでもなく、答えも結果もすぐに出ない部分も多いかもしれません。だからこそ、自社だけを見るのではなく他社の取り組みや考え方に触れることで、「自社らしい取り組みは何か」を発掘し、反芻する時間も大切なのではないでしょうか。その機会として、弊社が定期的に開催する「Sustainability Meetup」の場を存分に活用いただけたら幸いです!今回は5回目の開催ということで、半数近くの方が過去にもご参加くださった方でした。本当にありがとうございました。
前例がない取り組みだからこそ、企業のご担当者様も試行錯誤されながらサステナビリティの推進を行っています。だからこそ、このような交流の機会を少しでも皆様のお役に立つ場にしていきたいと考えています。
また、弊社の公式noteではサステナビリティ・ブランディングにまつわる記事を随時更新しています。こちらの情報もご覧いただけますと幸いです。
■株式会社バイウィルの公式noteはこちら
■サステナビリティ・ブランディングにまつわる記事まとめ
https://note.forward-inc.co.jp/m/md40a6948c468