サステナビリティはサステナビリティ推進室が、リスクマネジメントはリスク管理部門や法務部門等の管理部門が行うもの、というように両者を分けて施策に取り組む体制の企業が多いと言われています。しかし、サステナビリティの取り組みは、リスクマネジメントと密接にかかわっており、時間軸としても連続性があるもので、本質的には両者を統合的に捉えて、施策などに取り組むべきものです。
サステナビリティ推進室は中長期的な視点からリスクマネジメントの機能の一部を担うことが求められているのにもかかわらず、実際は権限を持たず、なかなか思ったような取り組みが進まない。他方で、リスク管理部門や法務部門等の管理部門、監査部門は既に顕在化しているリスクの対応までしか手が回らず、中長期的な視点から、外的要因等により顕在化する可能性のある「潜在リスク」について、会社の持続的な成長の基盤となる本質的なリスクマネジメントの取り組みが進められない。そういった問題意識は、多くの方がお持ちです。
サステナビリティを本当の意味で経営統合し、企業価値向上につなげるために必要なことは何か?
中長期的な視点をもって、サステナビリティの取り組みとの関係も踏まえ、リスクマネジメントを進化させ、顕在リスク対応でなく、潜在的なリスクのコントロールまで行うために必要なことは何か?
そのヒントを、サステナビリティとリスクマネジメント両領域のスペシャリストが、これまでの事例を踏まえた考え方・フレームワーク・体制・実践ノウハウに至るまでお伝えします。
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