講演内容
サステナビリティはサステナビリティ推進室が、リスクマネジメントはリスク管理部門や法務部門等の管理部門が行うもの、というように両者を分けて施策に取り組む体制の企業が多いと言われています。しかし、サステナビリティの取り組みは、リスクマネジメントと密接にかかわっており、時間軸としても連続性があるもので、本質的には両者を統合的に捉えて、施策などに取り組むべきものです。
サステナビリティ推進室は中長期的な視点からリスクマネジメントの機能の一部を担うことが求められているのにもかかわらず、実際は権限を持たず、なかなか思ったような取り組みが進まない。他方で、リスク管理部門や法務部門等の管理部門、監査部門は既に顕在化しているリスクの対応までしか手が回らず、中長期的な視点から、外的要因等により顕在化する可能性のある「潜在リスク」について、会社の持続的な成長の基盤となる本質的なリスクマネジメントの取り組みが進められない。そういった問題意識は、多くの方がお持ちです。
サステナビリティを本当の意味で経営統合し、企業価値向上につなげるために必要なことは何か?
中長期的な視点をもって、サステナビリティの取り組みとの関係も踏まえ、リスクマネジメントを進化させ、顕在リスク対応でなく、潜在的なリスクのコントロールまで行うために必要なことは何か?
そのヒントを、サステナビリティとリスクマネジメント両領域のスペシャリストが、これまでの事例を踏まえた考え方・フレームワーク・体制・実践ノウハウに至るまでお伝えします。
■セミナーアジェンダ
- 本質的なリスクマネジメントとは?(早川 真崇 講師)
- 「リスクマネジメント」の目的とは
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- リスクマネジメントの現状と課題
- 今後のあるべきリスクマネジメント(特に中長期的な視点によるリスクマネジメントや「潜在リスク」のマネジメント)
- 実践するためのポイント
- サステナビリティ推進(特に環境)の課題と解決への示唆(伊佐 陽介 講師)
- 「サステナビリティ推進」の現状と課題(特に環境領域)
- サステナビリティを本当の意味で「推進」するために必要なこと
- 実践のためのポイント
- セッション:リスクマネジメントとサステナビリティを統合し、進化させ、企業価値向上につなげるには?
本セミナーで得られるノウハウ
- 自社のリスクマネジメントを進化させるための考え方とフレームワーク、実践のためのポイント
- 自社のサステナビリティ(特に環境)を推進するための考え方とフレームワーク、実践のためのポイント
こんな方におすすめ
- リスクマネジメントが「後追い」になっている、と感じている方
- サステナビリティ推進が「遅い」と社内外のステークホルダーから批判されて困っている方
- 常にリソース不足で、「必要最低限の対応」が精一杯、と感じている方
- 活動が企業価値向上に繋がっていないのでは、と不安を感じている方
視聴方法
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を活用して実施いたします
- 開催前日及び、
当日1時間前を目処に視聴用URLをお送りします - 開始時間になりましたら、視聴用URLをクリックしてご参加ください