講演内容
社員の「自分ごと化」を呼び起こす! 「環境ビジョン」策定・浸透の具体的プロセス
近年、企業の環境への取り組みは、サステナビリティや気候変動対策といった社会的な要請を背景に、「企業経営の根幹」へと位置づけが変化しています。
そして多くの企業で、中長期ビジョンや中期経営計画の策定、またはサステナビリティレポート作成のタイミングなどで、「環境ビジョン」や「環境基本方針」の策定が進められています。その目的は、主に以下の2点です。
- 対外的な信頼の獲得: 投資家や取引先、お客様に対し、企業の長期的な環境課題へのコミットメントを示す。
- 対内的な方向性の統一: 環境保全活動やサステナビリティ推進において、全社が一貫した目標に向かうための羅針盤とする。
しかし、ここで多くの企業が同じ課題に直面します。
- せっかく策定したビジョンが、経営層やサステナビリティ部門のみで完結し、現場の社員にとって「自分ごと」化されない・・・
- 環境への取り組みを「何のためにやるのか」が曖昧で、日々の業務と環境への取り組みに接続感がない・・・
- 結果として、「環境ビジョン」や「環境基本方針」が、いつの間にか形骸化してしまっている・・・
このような状況を乗り越え、環境への取り組みを単なるコストや義務ではなく、企業価値向上と競争優位性の源泉にするためには、社員や従業員の共感を伴う「生きた環境ビジョン」が必要です。
本セミナーでは、成功事例に基づき、形骸化しないビジョン策定の具体的なプロセスと、すぐに持ち帰って実践できる社内浸透のノウハウをお伝えし、貴社に以下の具体的な変化をもたらします。
- 社員の納得感向上と行動変容:「何のために環境への取り組みを行うのか」が明確になり、従業員一人ひとりの意識が変わり、自発的なアクションが増加します。
- 多様なステークホルダーへの訴求力アップ: 採用候補者や一般生活者など、幅広い層に対して、貴社の環境への姿勢を魅力的に発信できるようになります。
貴社の環境ビジョンを、社員の行動を喚起し、新たな企業価値を創造する「組織のエンジン」にしていくための一助となれば幸いです。
皆さまのご参加をお待ちしております。
セミナーコンテンツ(予定)
- 環境ビジョンとは? ~定義と類似概念の整理
- 「良いビジョン」と「悪いビジョン」の違い
- 環境ビジョン策定のステップ
- 環境ビジョンの浸透施策
- 事例紹介
視聴方法
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を活用して実施いたします
- 開催前日及び、当日1時間前を目処に視聴用URLをお送りします
- 開始時間になりましたら、視聴用URLをクリックしてご参加ください