製材工場の端材「木の皮」を、燃料と資産に変える。 バイウィル、道北ハウジングシステムのJ-クレジット創出を支援
地域金融機関と連携し、廃棄物を価値に変える地域内エコシステムを構築
「GXをやりたくなる世界」を目指し、環境価値を活用した経済循環を推進する株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、道北ハウジングシステム協同組合(本社:北海道士別市、代表理事:三津橋 央、以下「道北ハウジングシステム」)が取り組む木質バイオマスボイラー導入によるJ-クレジット創出プロジェクトについて、第67回J-クレジット制度※1の認証委員会にて正式にプロジェクト登録が完了いたしました。
本プロジェクトは、株式会社北海道銀行(本店:北海道札幌市、頭取:兼間 祐二、以下「北海道銀行」)の紹介を契機として実現したものです。地域金融機関と連携し、道北地域の脱炭素化を推進します。
※1:J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、国が「J-クレジット」として認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。
本プロジェクトのスキーム図
【プロジェクトの背景と概要 】
道北ハウジングシステムは、住宅部材(プレカット材など)の製造・加工を行っています。本プロジェクトでは、工場で発生する製材端材(バーク/木の皮)を燃料とする「木質バイオマスボイラー」を導入・更新し、木材の乾燥工程における従来の化石燃料(重油)の使用量を削減します。 この燃料転換によって削減されたCO2排出量を、バイウィルが支援して「J-クレジット(環境価値)」として認証・資産化します。
| 適用方法論 | バイオマス固形燃料(木質バイオマス)による化石燃料又は系統電力の代替 |
| プロジェクトの種類 | 通常型 |
| 実施地域 | 北海道士別市 |
| 排出削減見込量 | 789t-CO2/年 |
【本取り組みの狙い:「廃棄物」を「価値」へ転換 】
本取り組みは、脱炭素経営の重要性が高まる中、CO2削減への寄与と企業価値向上を目指していた道北ハウジングシステムに対し、北海道銀行がバイウィルを紹介したことを契機として開始されました。
製材過程で出る「バーク(木の皮)」は、これまで処理コストのかかる廃棄物となる側面もありました。しかし、これをボイラー燃料として活用し、さらにその環境貢献効果をJ-クレジットとして「資産」に変えることで、以下の3つの価値が同時に生まれます。
1. 廃棄物処理コストの削減(バークを燃料として消費)
2. 燃料費の削減(重油の使用量・購入量を抑制)
3. クレジット売却益の獲得(新たな収益源の創出)
バイウィルは「Climate Asset Developer」として、地域に眠る資源(バイオマス)を経済価値のある資産へと転換し、持続可能な林業・木材産業のモデル構築を支援していきます。
【今後の展望と収益の活用 】
創出されたJ-クレジットの売却益は、道北ハウジングシステムの通常の運転資金として活用され、経営基盤の強化に充てられます。 また、今回のプロジェクト登録を足掛かりに、今後は他の保有施設においてもバイオマスボイラーの更新や増設を検討しており、地域資源を最大限に活用した脱炭素化の取り組みをさらに拡大させていく方針です。
【道北ハウジングシステム 概要】
■名称:道北ハウジングシステム協同組合
■本所:北海道士別市西3条20丁目464番地
■公式サイト:https://dhs.mlcmitsuhashi.co.jp/
■代表者:代表理事 三津橋 央
■事業内容:木材のプレカット加工、人工乾燥、成型加工など
【バイウィル 会社概要】
■社名:株式会社バイウィル
■本社:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■公式HP:https://www.bywill.co.jp/
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(カーボンクレジット等の創出)
・環境価値売買事業(カーボンクレジット等の調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03-6262-3584(代表)