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【プレスリリース】バイウィル、JA熊本市白浜苺部会・KSエナジーと、初期投資ゼロで 実現する施設園芸の「脱炭素」と「収益向上」に向けた協定を締結

作成者: 株式会社バイウィル|2026.02.10

2026年2月10日
株式会社バイウィル

 

バイウィル、JA熊本市白浜苺部会・KSエナジーと、初期投資ゼロで実現する施設園芸の「脱炭素」と「収益向上」に向けた協定を締結

地域金融×農業×GXの共創で、ヒートポンプ導入によるJ-クレジット活用で持続可能な農業モデルの実現へ


「GXをやりたくなる世界」を目指し、環境価値を活用した経済循環を推進する株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、熊本市農業協同組合白浜苺部会(所在地:熊本県熊本市西区、部会長:磯野 功明、以下「JA熊本市白浜苺部会」)および株式会社KSエナジー(本社:熊本県熊本市、代表取締役:西田 貴之、以下「KSエナジー」)と、施設園芸におけるヒートポンプ導入によるJ-クレジット活用に関する「実証実験及び事業化推進に関する協定」を締結しました。

 

(左から)KSエナジー 代表取締役 西田貴之氏、JA熊本市白浜苺部会 部会長 磯野功明氏、JA熊本市 監事 南邦彦氏、バイウィル 代表取締役社長 下村雄一郎

 

本実証では、JA熊本市白浜苺部会の協力のもと、肥後銀行グループのKSエナジーが提供するエネルギーサービスを活用し、農家が初期費用を負担せずに省エネ設備(ヒートポンプ)を導入できるスキームを構築します。さらに、CO2削減効果をバイウィルが「J-クレジット※1」として価値化・収益化することで、環境負荷の低減だけではなく農業経営の持続可能性向上を同時に目指します。

※1:J-クレジット制度とは、省エネルギー・再生可能エネルギー設備の導入等による温室効果ガス排出削減量や、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を、日本政府が「J-クレジット」として認証する仕組みです。発行されたJ-クレジットは、他の企業との間で取引することができ、購入者は自身の温室効果ガス削減目標の達成等に活用が可能です。

 

 

協定締結の背景と目的

昨今の燃油価格高騰や資材費の上昇は、施設園芸(ビニールハウス栽培等)を行う農家の経営を圧迫しており、省エネ化とコスト削減は喫緊の課題です。また、脱炭素社会の実現に向け、農業分野においてもCO2排出削減が求められています。その解決策として、高い省エネ性能を持つ「ヒートポンプ」の導入が有効ですが、高額な初期費用が普及の障壁となっていました。

本取り組みでは、KSエナジーがヒートポンプを保有・管理し、農家はサービス料を支払う「PPAモデル※2(熱供給サービス)」を活用します。これにより、農家は新たにヒートポンプを購入する必要がないため、初期投資ゼロでの高効率ヒートポンプの導入ができます。既存の重油ボイラーとヒートポンプを併用(ハイブリッド稼働)することで、コストとCO2排出量の両方を抑制します。

さらに本スキームでは、こうして削減されたCO2を「J-クレジット」として創出・販売し、その収益を農業経営に還元する新たなビジネスモデル構築を目指します。「コスト削減」と「新たな収益源(環境価値)」を組み合わせることで、農業の収益力向上と地域の脱炭素化に貢献します。

 

※2:PPAモデル(熱供給サービス)とは、Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略で、本来は電力の売買契約を指す用語。本実証においては、事業者が設備を保有・管理し、機器を貸与される農家側は供給された「熱」の対価(サービス料)のみを支払う仕組みを指す。農家は資産として設備を購入する必要がなく、初期投資ゼロでの導入が可能になる。

 

 

 実証実験の概要

本取り組みのスキーム図

 

  • 実証内容:熊本県内の施設園芸農家において、初期投資ゼロスキームを活用して導入したヒートポンプと既存ボイラーを併用する「ハイブリッド空調システム」の稼働実証を行います。燃油削減効果の検証に加え、削減量をJ-クレジット化し、その売却益を還元する循環モデルの有効性を検証します。

  •  実施場所:熊本県熊本市内の協力農家

     


 

三者の役割

●JA熊本市白浜苺部会
•    実証実験フィールド(イチゴ栽培のビニールハウスなど、モニター農家)の選定・調整および営農支援
•    実証データの収集・評価

●KSエナジー
•    ヒートポンプ等の機器導入・設置およびメンテナンス(初期投資ゼロモデルの提供)
•    エネルギーサービスによる省エネ効果の検証

●バイウィル
•    J-クレジット創出に向けたプロジェクト登録・認証申請手続き
•    モニタリング支援および創出されたクレジットの販売・収益化

 

 

 

【今後の展望】

本実証実験を通じて、経済的負担なく脱炭素技術を導入できる「熊本モデル」を確立します。将来的には、県内全域の農家へ本モデルを普及させることで、地域農業の稼ぐ力の向上と、「選ばれる産地(環境配慮型産地)」の形成を目指します。

 

 

【JA熊本市白浜苺部会】

■名称:熊本市農業協同組合白浜苺部会

■本所:熊本県熊本市西区河内町船津2069-7

■代表者:部会長 磯野 功明

■事業内容
イチゴの計画出荷の実施、生産量及び果実品質向上の取組み、消費宣伝活動の実施



【KSエナジー】

■社名:株式会社KSエナジー

■本社:熊本県熊本市中央区紺屋町1丁目13番地5

■公式サイト:https://www.ks-energy.co.jp/

■代表者:代表取締役 西田 貴之

■事業内容
再生可能エネルギーの発電・供給事業

 

 

【バイウィル 会社概要】

■社名:株式会社バイウィル

■本社:東京都中央区銀座七丁目3番5号 ヒューリック銀座7丁目ビル4階

■公式HP:https://www.bywill.co.jp/

■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎

■事業内容:
・環境価値創出支援事業(カーボンクレジット等の創出)
・環境価値売買事業(カーボンクレジット等の調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業



【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社バイウィル 広報担当  
e-mail:info@bywill.co.jp 
TEL:03-6262-3584(代表)