
愛知県江南市、あいち銀行、バイウィルが「カーボンニュートラルの実現に向けた取組に関する連携協定」を締結
J-クレジットの創出・流通に取り組むことで、環境価値と経済価値の循環を起こし、江南市の地域脱炭素と地域経済の活性化に貢献
日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、愛知県江南市(市長:澤田 和延、以下「江南市」)、株式会社あいち銀行(本店:愛知県名古屋市、代表取締役頭取執行役員:鈴木 武裕、以下「あいち銀行」)と、「カーボンニュートラルの実現に向けた取組に関する連携協定」を締結しました。
3者は本協定をもとに、J-クレジット(*1)をはじめとする環境価値の創出・流通や、新たなビジネスモデルの創出に取り組みます。

(写真左から)あいち銀行 取締役執行役員 川畑徹志氏、江南市長 澤田和延氏、 バイウィル 執行役員 サステナビリティ事業本部長 齋藤雅英
*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することができ、購入者はカーボン・オフセットに活用することができる。
【締結日】
2025年12月16日 (火)
締結日当日には、江南市役所にて締結式を執り行いました。
【協定内容】
3者は、地域におけるカーボンニュートラルおよびサーキュラーエコノミーの実現に寄与することを目的として、以下の事項について協力します。
(1)環境価値に関する情報・サービス・ノウハウ等の提供
(2)環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出
(3)その他、本協定の目的に資すると各当事者が認める事項
【締結の背景】
江南市は、2023年2月16日に2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロをめざす「ゼロカーボンシティ」を宣言しています。実現に向けて、令和4(2022)年3月に第三次江南市環境基本計画を策定し、望ましい環境像「みんなでつくる持続可能で快適な生活環境都市」を目指して、地球温暖化対策など様々な環境問題に取り組んでいます。
また、あいち銀行とバイウィルは2023年8月9日に顧客紹介契約を締結し、地域の脱炭素をともに目指してきました。今回もあいち銀行から江南市へバイウィルが紹介されたことで、江南市においては新たな取組となるJ-クレジット創出・活用を進めるため、本連携協定に至りました。
*参考)
・江南市:「江南市ゼロカーボンシティ宣言」の表明について
(https://www.city.konan.lg.jp/kurashi/gomi/1003308/1003189/1012848.html)
【今後の展望】
江南市のゼロカーボンシティ実現を目指し、3者が連携して、J-クレジットの創出および流通を進めてまいります。J-クレジットの創出方法(方法論)については、LED設備の導入から検討しており、その後、その他の方法論についても広げていく想定です。
バイウィルは、江南市におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援します。また、販売に関しては、あいち銀行とも協力し、「地産地消」によって江南市をはじめとする地域の脱炭素化を促進します。
【3者概要】
<江南市 概要>
■代表者:市長 澤田 和延
■所在地:愛知県江南市赤童子町大堀90
■公式HP: https://www.city.konan.lg.jp/
<あいち銀行 概要>
■名称:株式会社あいち銀行
■代表者:代表取締役頭取執行役員 鈴木 武裕
■本店:愛知県名古屋市中区栄3-14-12
■事業内容:銀行業
■公式HP: https://www.aichibank.co.jp/
<バイウィル 概要>
■名称:株式会社バイウィル
■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎
■所在地:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
■事業内容:
・環境価値創出支援事業(カーボンクレジット等の創出)
・環境価値売買事業(カーボンクレジット等の調達・仲介)
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■公式HP:https://www.bywill.co.jp/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社バイウィル 広報担当
e-mail:info@bywill.co.jp
TEL:03-6262-3584(代表)