講演内容
230社のブランディングを支援してきた実績を基に
貴社の環境への取り組みを「ブランド価値」に繋げていく具体的な方法論をお伝えします!
大手企業に限らず、その取引先となる企業や中小企業まで多くの企業が、気候変動対策として、「脱炭素・カーボンニュートラル」をはじめとした環境への取り組みを本格化させています。
一方で、貴社ではその取り組みを効果的に発信し、企業や商品・サービスのブランド価値に繋げられていますでしょうか?
いま、環境への取り組みは様々なステークホルダーから選ばれるための重要な要素となってきています。
- ESG投資など、投資家から選ばれるための要素(主に上場企業)
- 脱炭素・カーボンニュートラルを目指している企業から、取引先として選ばれるための要素(主にBtoB企業)
- 社会課題解決や環境意識の高い一般消費者から選ばれる要素(主にBtoC企業)
- ロイヤリティ高く働くことのできる社会的価値の高い企業として、従業員や採用候補者から選ばれる要素(規模や業種を問わずあらゆる企業)
こうした様々なステークホルダーから選ばれるためには、環境への取り組みを効果的に発信することが必要不可欠であり、仮に同じレベルで取り組みを進めていたとしても、その発信(=ステークホルダーへの伝わり方)によって、「選ばれる確率」は大きく変わってくるでしょう。
従来、サステナビリティや環境への取り組みに関する発信には「グリーンウォッシュ(ごまかし・上辺だけの発信)」という考え方が大きなリスクとしてとらえられていましたが、昨今では、それが行き過ぎてしまう状態として「グリーンハッシング(気候変動対策の目標や進捗を意図的に公表せず、沈黙を守ること)」という現象が起きていることや、その状態が続くと、社会全体に気候変動対策が浸透せず、活性化しなくなってしまうなど、逆効果になってしまうことが懸念されています。
企業が自社の環境への取り組みを誠実に、かつ効果的に発信することは、他の企業と差別化を図りステークホルダーから選ばれる確率を高めるだけでなく、社会全体で環境への取り組みを加速させる気運を作っていく行動とも言えます。
とは言え、いざ発信をしようとしても、「どこで」「何を」「どのように」発信していけばよいのか、その進め方も確立されたものがあるわけではなく、一歩踏み出すことが難しいというのも事実です。
10年にわたり企業のブランディングをご支援してきたバイウィルでは、環境への取り組みをブランド価値に繋げる「環境ブランディング」として大きく3つのパターンが存在すると考えています。
- 企業のパーパスや理念など、最上位の概念に環境・気候変動に対する考え方や方針を組み込み、あらゆる企業活動や事業全体にそれを反映・実行させていく、いわゆる「環境経営」のようなパターン 例)東急不動産
- 脱炭素・カーボンニュートラルへの貢献や支援自体を価値として、事業や商品・サービスを開発・設計して訴求していくパターン(その中で競合他社とどう差別化するのかも含めて) 例)BtoB企業の脱炭素ソリューション・サービスなど
- 2030年にCO2排出量●●%削減など、企業として掲げている目標に対して着実に進めている環境への取り組みを効果的に発信し、ブランドイメージ向上の”後押し”にしていくパターン 例)多くの上場企業や、上場企業のサプライヤー企業など
そして現実的には「Ⅰ」「Ⅱ」を目指す(対象となる)企業はまだそれほど多くないかもしれませんが、多くの企業が「Ⅲ」のパターンに取り組むポテンシャルがあると考えています。
特にBtoC企業の皆様においては、「環境への取り組みを発信しても、まだ消費者には響かないのでは?」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。まだまだ、「環境によい取り組みをしているからその会社の商品やサービスを選ぶ」と直接的になりにくいのも事実でしょう。
とは言え、下記のようなメリットに着目して、「小さく」「早く」動き出すことが中期的なブランド価値向上に効果を発揮します。
- 環境への取り組みを発信することが、ブランドの「認知」を高める小さな機会の1つとなる(発信しないと生じない接点・機会が産まれる)
- その積み重ねが、ブランドイメージ向上に寄与する影響は少なくない(単発で大きなインパクトは期待できなくても、積み重ねで差別化が図れる)
- 既存顧客に対して、より深いブランド理解や共感を促すことができる(新規層の獲得というよりは、ロイヤリティ向上・ファン化に寄与する)
本セミナーでは上記「Ⅲ」のパターンにフォーカスし、いま自社で進めている環境への取り組みを「対投資家向け(IR・サステナビリティページでの発信など)」「対消費者、従業員や採用候補者向け(特設サイトや顧客接点での発信など)」に効果的に発信していくための考え方を、事例を交えながらお伝えします。
皆様のご参加をお待ちしております。
こんな方におすすめ
- 自社で進めている環境への取り組みを効果的に発信したい(まだ十分に発信できていない・何から始めたらよいかわからない)
- 無機質な発信ではなく、自社らしい発信を行うことによってブランド価値向上に繋げたい
- 環境への取り組みに対する社員・従業員の意識を高めたい
視聴方法
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を活用して実施いたします
- 開催前日及び、
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